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カミさんと上の子供が虫嫌いなので、ゴキブリの殺虫剤として白元のゴキパオを買っておいた、こいつなら姿形を見なくてもすみそうなので良いんではないかと、以前購入しておいたものだ、カミさんが虫嫌いってことは当然ゴキブリ対策もしてあって、コンバットやらホウ酸団子やら要所要所にトラップを仕掛けてあったお陰で、もう何年もゴキブリの姿を家の中で見かけたことは無かったのだが、2階からオレを呼ぶ声がする、「ゴキブリが出た、助けて」とすわ!新聞紙片手に2階に上がろうとすると上の子供がゴキパオと殺虫剤を出して手渡してきた、そうか、では繭玉にしてやろうではないか! ターゲットロックオン! 発射!ブシュウーーーーーーーーーーーーーーーーーーー! 数億年も前から生きてる生物である、進化の速度も人間の比じゃないのだ、素早く動き回るゴキブリに対して殺虫成分の無い泡のスプレーなんぞ効かないのだ、逃げる逃げる、壁に落書きをしてるクソバカなガキ共みたいな泡の痕。 隙間に逃げ込まれて、結局殺虫剤を噴射!慌てて逃げ出してきたところをゴキパオで包む、固まったところで剥がすが、結局ムシが嫌いな人って虫の腹部分が嫌いな様で、いかに泡で包もうが腹ばいで歩くムシ達のこと剥がせばお腹は丸見えな訳で、当初の目的は達せず! しかも後処理が面倒!壁や床にこびりついた泡を剥がして捨てないとね、中々剥がれないよこりゃ! カミあさん曰く、「最初に新聞紙で叩いた後に使えば良いんじゃない?」って、オレは元々ぶっ叩いて殺してたのに、ムシ嫌いな貴様の為に用意してやったのに。 コレ、結構使えないスプレーです。 PR |
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